EDA TechnoFair '99 実行委員会
委員長 藤波 義忠  日本電気(株)

(社)日本電子機械工業会(EIAJ)主催である この“EDA TechnoFair '99”は皆様の暖かいご支援のもとで、今回で第6回目を迎えることができました。

EDA(Electronic Design Automation)とは、各種エレクトロニクスシステムやそれを構成する半導体や、プリント基板の設計を自動化する技術であり、一般にはCAD(Computer Aided Design:計算機援用設計)と言われますが、機械系、建築系...等多くの分野でCADが活用されており、半導体・プリント基板設計を中心とした電子系CADがEDAと言われます。

半導体デバイステクノロジの進歩はめざましく、数百万ゲート規模、数百MHz以上の動作速度の回路を1チップで実現する事が可能となり、今やシステム全体を1つのチップに実現するシステムオンチップ時代となりました。LSI上にCPU/DSP、アナログ/デジタルやメモリを集積した付加価値の高い、高機能、高性能なシステムが実現されます。

その一方でシステムを実現する面では多くの課題があります。システムのライフサイクルの短期化による設計期間の大幅な短縮化、デジタル/アナログ/メモリ、あるいは画像/通信/データ処理など異種の回路や機能を高度にハンドリングし集積化する技術や0.25μm時代となり微細化に伴う新しい技術への解決が必須となっています。これら技術課題への対応として、従来からの“設計複雑さ”への戦いに加え、21世紀へ向けての“IP:Intellectual Property(LSIを構成するために必要な各種ハードウェア/ソフトウェア機能を実現しているブロック)”を中心にした新しい設計スタイルへの変革が始まっています。

このようなシステムオンチップ時代の大規模、高性能、高速LSIを、またLSIを搭載するプリント基板などの電子機器を短期間に、かつ、確実に、そして最適に設計する為には、優れた先端EDAツールのいち早い導入と設計手法の革新がシステムの実現、ビジネス優位力の維持に不可欠となっています。

“EDA TechnoFair ”はこうした電子設計の自動化に関する国内外の最新技術、システムを一堂に会して展示を行い、EDA分野の成長と発展に役立て、エレクトロニクス技術のより一層の進展を図るものです。 今年はEIAJ・EDA技術委員会主催の“システムLSI設計技術フォーラム(EDAT Forum '99)”が同時開催されます。

また、1)EIAJ・EDA技術委員会のEDAビジョン研究会による“Cyber-Giga-Chip Dream!!”と題した21世紀の設計環境を想定した来場者参加型ゲームを会場内のテーマコーナで開催、2)出展各社が、特定する顧客に対するデモンストレーション・商談に利用いただけるスイートルームの設置、3)恒例のイベントである出展各社の新製品、新技術紹介を行う出展者セミナー、4)国内外大学のEDA関係最新研究成果をデモンストレーションする“ユニバーシティ・プラザ”も企画しています。

是非今年も”EDA TechnoFair '99”に多数の方のご参加を頂きますよう心からお待ち申し上げております。


EDA TechnoFair '99
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